いま、1冊10分で読める本の要約サイト「Flier(フライヤー)」が話題になっています。このサービスは、取り揃えられた話題の本1冊の内容が10分で読めるように要約された、スキマ時間で読書ができてしまうサイト(アプリ)です。経済番組のWBS(ワールドビジネスサテライト)でも取り上げられており、それを見て気になって、さっそく利用してみた中で、感じたことを書いていきたいと思います。
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本の要約サイト フライヤーを使ってみた感想
スキマ時間の有効活用ができる
使ってみた感想を一言で表すならば、「どこでも座りながら立ち読みし放題」という感じでしょうか。(日本語崩壊!笑)
本を読もうと書店で買ったとしても、買ったことに満足して読まずに置いたままだったり(みんな絶対あるはず)、読んだあとは場所をとり邪魔になったりします。このアプリならお昼休みや寝る前とか、新幹線の移動中などさまざまなシチュエーションのスキマに10分で完結して読みきってしまうことができるのです。1冊をじっくり極めて読むことも大事ですが、本の要約をスキマ時間を使って何十冊分も読んだほうが確実に多くの情報量を手にすることができると思います。
物足りない、もっと読みたいと思ったときは購入できる
確かに使っていると、要約だけでは物足りない、もっと詳しく読みたいと思うことはありました。そんなときはオンライン書店で注文できます。アプリの中からアマゾンや書店のオンラインサイトに飛ぶこともできるようになっています。上でも書きましたが、書店で何か面白そうな本がないか、パラパラめくって「立ち読みする感覚」に似ています
本のラインナップがとにかく良い
さすがに小説や物語系の本は少ないですが、ラインナップは要約するのに適したビジネス書や自己啓発本、健康・フィットネス関連の本が中心です。
今までのこういう類のサービスは、まったく無名の本や、かなり昔にベストセラーになった本ばかりで読むものが無くて飽きてしまったりしますが、このフライヤーでは、新しく刊行された新作から、話題の本も豊富にあり、ついつい読んでみたくなるものがたくさんありました。私自身、ビジネス書や自己啓発本が好きなので、ぴったりなサービスでした。豊富に作品が揃えられており、現在も次々と新作が増えているようです。
フライヤーで読める人気作品(2019年9月現在)
無料で読める要約の本の例
フライヤーには、ここで紹介する以外にも無料で読めるものがたくさんあります。こちらの一番下のロゴをクリックすると、公式ホームページに飛ぶことができ、会員登録なしでも一部見ることができますので、試してみてください。
多動力/堀江 貴文
ホリエモンこと堀江貴文が書いた、テクノロジー進歩がめまぐるしい現代では、業界の壁を軽やかに飛び越える「越境者」が求められ、次から次に好きなことをハシゴしまくる「多動力」が必要である。と説いた本。
「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書/西岡壱誠
無名校で偏差値35から東大に合格した現役東大生の著者が書いた、超・実践的な読書術を書いた本。
その他おすすめの無料要約
- 21世紀の資本/トマ・ピケティ
- メモの魔力/前田 裕二
- 学びを結果に変えるアウトプット大全/樺沢紫苑
- イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」/安宅和人
- ユダヤの商法/藤田 田
おすすめ要約の本の例
フライヤーには、これら以外にも人気作品がたくさんあります。こちらの一番下のロゴをクリックすると、公式ホームページに飛ぶことができるので、どんな本があるのか確認してみてください。
無理なく限界を突破するための心理学 突破力/メンタリストDaiGo
あのメンタリスト DaiGoの著書。精神論を、冒頭でバッサリと否定し、そして「科学的根拠にもとづいた限界との付き合い方」を淡々と紹介していく。
転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方/moto
大手企業が倒産しても誰も驚かない時代。「転職」と「副業」をテーマに、今の時代におけるキャリアアップや稼ぎ方を著者の体験に基づいて書かれている。
その他 おすすめ要約の本
- 「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方/松本 利明
- 0秒で動け/伊藤 羊一
- 文芸オタクの私が教える バズる文章教室/三宅 香帆
- 長友佑都のファットアダプト食事法 カラダを劇的に変える、28日間プログラム/長友 佑都
- 科学的に正しい筋トレ 最強の教科書/庵野 拓将
フライヤーの3つの料金プラン
料金は下記のプランがあります。無制限に読めるゴールドプランは月額2000円と安くはないですが、毎月1冊以上、本を買うと思えば高くないのではないでしょうか。中には無料で読めるものもあり、会員登録をすれば無料のものを試しに読むことができます。会員登録はこちらから。
ゴールドプラン | 月額2000円 すべてのコンテンツが読み放題 |
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シルバープラン | 月額500円 すべてのコンテンツの中から月5冊まで |
フリープラン | 無料会員登録 サンプルの無料コンテンツが読めます |
まとめ
以上がいま話題のフライヤーについての記事でした。紙の本がますます売れなくなってしまうようなサービスですが、未来屋書店とのコラボで、実際の売り場にフライヤーで要約された人気の本で棚を構成して販売するなど、出版業界全体を盛り上げていこうとする動きもあります。電子書籍の登場により出版業界が大きく変わろうとしている中、フライヤーの登場でますます革新的に変わっていきそうです。
私はフライヤーという存在を知って、面白いサービスだと思い、今回どんなものか興味本位で使ってみたのですが、暇なときにスマホでニュースをみるような感覚で、スキマ時間を有効活用できる便利なサービスのため、今後も使っていこうと思います。