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豆腐の市場規模は5,000億!市場規模マップから就職先、投資先の業界を考える

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市場規模とは?

市場規模とは、その市場の経済活動の規模、すなわち売上総額のことです。その算出の方法には、特に定義はなく、算出する機関や団体によって異なるため、これが正しいと言うものはないそうです。しかし、市場規模はその業界が経済の中で、どのくらいの規模をもっているのか、などの業界調査や、就職、転職先、投資先などを決める上でも、ひとつの参考指標になります。

例えば、就職活動A業界B業界の会社で迷っていた場合、市場規模を調べて比較してみましょう。A業界は市場規模がかなり大きく、B業界は意外にも小さいとわかったとします。

その場合、A社であれば、「市場規模が大きく、仕事にやりがいを感じることができるが、飽和状態であり、このまま業績を伸ばし続けることは難しいかもしれない」、

一方、B社であれば「成長段階の業界で将来不安な面もあるが、今後さらに伸びシロがあり成長が期待できる業界である」などと、分析ができ、志望動機としても使うことができます。

市場規模マップから就職先や投資先を考える

調べる方法として、手軽で有名なのが、「市場規模マップ」です。ネットで検索するだけで気軽に自分の調べたい業界の市場規模が見られるので、とても便利です。

市場規模マップを見てみる

調べてみると意外な発見ができるかもしれません。市場規模マップは規模が大きい順にマップのように配置されていて見やすいのですが、上でも触れたように、これら調査した年や調査機関や団体がばらばらなのであくまで参考程度に活用してみてください。

市場規模ランキング上位15位

市場規模上位15項目を取り上げてみました。

1位自動車、同付属品製造業67.8874兆円
2位建設56.0200兆円
3位不動産43.4335兆円
4位医療費42.1381兆円
5位生命保険33.7796兆円
6位外食25.6561兆円
7位物流24.5945兆円
8位電力18.0907兆円
9位BtoC-EC16.5054兆円
10位銀行15.9214兆円
11位電気通信14.1862兆円
12位スーパー12.9883兆円
13位コンビニエンスストア 10.9646兆円
14位医療用医薬品10.5154兆円
15位介護9.2290兆円

市場規模マップ – visualizing.infoより作成

いかがでしょうか。自分の考えている就職先や投資先は入っているでしょうか。やはり自動車産業ってすごいですね。また、衣食住に関する業界が多く締めており、生活必需品のものが強いことがわかります。あまりにも大きな金額で見当が付かないかもしれませんが、自動車関連は約68兆、外食産業は約25兆といった感じで、代表的なものを少し覚えておけば、ひとつの基準となり比較して分析することができます。

ちなみに8位に入っている「BtoC-EC」というのは電子商取引Eコマース)のことで、ネットショッピングのなどのことを指します。今は子どもからお年寄りまでスマホを持ち、簡単にネットで買い物をする時代ですので、やはり、市場規模も大きくなっていますね!

いろいろな業界の市場規模を調べてみた

私の独断と偏見で気になった分野をピックアップしてみました。

アパレル9.2168兆円
ドラッグストア7.2744兆円
家電小売7.1100兆円
お菓子3.3909兆円
化粧品2.5077兆円
理美容2.1658兆円
パン1.8541兆円
出版(紙の出版物)1.2921兆円
ソーシャルゲーム5,622億円
豆腐5,000億円
文具・事務用品4,662億円
家庭用ゲーム4,343億円
納豆2,497億円
映画2,225億円
プロ野球1,973億円
電子書籍1,584億円
Jリーグ1,106億円
トレーディングカードゲーム963億円

市場規模マップ – visualizing.infoより作成

化粧品業界や理容室や美容室よりもお菓子市場のほうが大きい

生活に密着している化粧品や理容室や美容室の業界も確かに大きいですが、それ以上に、お菓子業界の大きさに驚きです。ちなみに余談ですがmichimuraは新卒のころお菓子業界を狙い就職活動をしていましたが、見事に失敗しました。笑

出版業界よりもパン市場のほうが大きい

なんとなく規模が大きそうなイメージのある出版業界(紙の出版物)は、意外にも1.3兆円ほど。市場で見ると、出版よりもパン市場のほうが大きいことに驚きです。今後、紙の出版物は縮小傾向で、まだ電子書籍(1,584億円)との差は大きいものの、デジタル化の波によって徐々にその差は縮まっていくでしょう。

文具・事務用品、家庭用ゲーム業界よりも豆腐市場のほうが大きい

近年、ニンテンドースイッチが爆発的人気を収めた家庭用ゲーム市場は4,343億円程度。なんと、市場規模は料理のサブキャラともいえる豆腐にさえ及びません!笑

1丁50円以下でも買えてしまう豆腐でさえも、市場に与える影響はとても大きいのです。だから昔ながらの豆腐メーカーが豆腐一本で細々と営業していても、やっていけるんですね。納得。豆腐業界最大手相模食料株式会社の業績は右肩上がりの優良企業で、平成30年度の売上げは254億円にも及びます!!

まとめ

皆さんは市場規模の指数をみて何を思いましたか?食品、電気ガス、医薬品などの生活に密着した市場はやはり大きいことがわかります。就職先もこういった生活に密着した堅実な会社に就職すれば、食いっぱぐれる(何気にこの言葉、人生ではじめて使った)心配は少ないでしょう。投資の世界でも生活必需品を扱う会社の株をディフェンシブ株とよび、景気に左右されにくい安定した銘柄として知られています。

しかし、会社というのは業績を伸ばし続ける成長性が大事であり、利益を伸ばし続けることによって、会社が大きくなり、われわれの給与が上がっていくのです。就職先を選ぶ場合は、「人生の投資」と言われるように、人生をささげる覚悟で自分が働く約40年間その会社が維持(もしくは成長)する会社を選ばなくてはならないため、よりも真剣に考えなくてはなりません。

今後、ITや通信技術のさらなる発達によって想像もつかないような時代になっていくでしょうし、どの業界が安泰なんて誰にもわかりませんが、(元も子もないことを言ってしまった)現状を知る上でも、興味のある業界、気になった業界など調べていけば何かが見えてくるかもしれませんね。