節約術

独身男の節約術|一人暮らしサラリーマン向け

今回は独身の男、一人暮らしのサラリーマンに向けた節約術を考えてみました。社会人になって初めて一人暮らしを始める新入社員や、独身をこじらせていたが、働き方改革で残業代が減ってしまい焦っている会社員など、いろんな事情があるにせよ一人暮らしの生活は大変です。そんな方々に少しでも参考になれば幸いです。

Contents

一人暮らしのサラリーマン向け節約術

買い物上手になろう

買い物上手と呼べる条件を3つ挙げてみました。

  • 無駄なものは買わず、必要なものを適した分だけ買える人
  • 自分に見合ったもの、値段と質が見合ったものを見極められる人
  • 割引やクーポン、還元サービスなどを使いこなす人

節約の大敵は無駄な買い物です。努力して年間10000円の効果のある節約をしたとしても、1回の無駄な10000円の買い物ですべて水の泡になってしまうからです。別にとにかく節制しろといっているのではありません。年間10回以上コースに出るようなゴルフ好きの人が古くなったことを理由に新しく50000円のドライバーを買うことは価値があります。しかし、衝動的に買った30000円の健康器具は結局すぐあきて使わなくなったら、かなりの無駄遣いです。特に値段の高い物は買った後の使用頻度のことを考えましょう。

また、自分に見合ったものを買うことも大切です。趣味のレベルなのに10万円以上もするドライバーを買ったり、見栄で高いブランドの時計を買ったりするのではなく、自分の年収や年齢をわきまえたものを身につけることも大事です。

それに、手元にある割引券やクーポンを手当りしだい消費することで、お得になった気分になる人がいるかもしれませんが、それは結果、ただの無駄遣いです。ただ日常の買い物の中で使えるものがあれば、徹底的に使いましょう。例えば、近所のコンビニやスーパーなどしょっちゅう買い物することがわかっているならその店のポイントカード、クーポン、特売デーなどはうまく駆使しましょう。

ポイント経済圏をうまく使いこなす

ポイントをうまく使うために一番効果があるのは、ポイント経済圏を活用することです。幅広く事業をしている企業のポイントサービスであれば、それらをまとめて使うことによって相乗効果がうまれます。特に強いのが楽天経済圏Tポイント経済圏です。

楽天経済圏

日本の大手ネットショッピング楽天市場で知られる楽天はいろんなサービスをしています。

  • クレジットカードは楽天カード
  • ネットショッピングは楽天市場
  • スマホは楽天モバイル
  • スマホ決済は楽天ペイ
  • 旅行は楽天トラベル
  • 投資は楽天証券

これらを組み合わせるとかなり高還元が実現し、さらに決済サービスもあるので、余すことなくポイントを使用できます。

Tポイント経済圏

  • クレジットカードはyahooカード
  • ネットショッピングはyahooショッピング
  • スマホはソフトバンク、Yモバイル
  • コンビニはファミリーマート
  • レンタルはツタヤ

その他、Tポイントを使えるお店が町にたくさんあるのが最大の強みです。

月額固定費の見直し

節約する上でかなり効果があるものが眠っていますが、放置してしまいがちです。例えば保険料、スマホ代、有料月額サービスなどあります。

スマホ代とデータ通信量

docomo、ソフトバンク、auなどの3大キャリア携帯会社を使っている人は格安スマホ(格安SIM)に切り替えを検討してみましょう。私はそれで、月5000円は安くなりました。

あとはデータ通信量でも料金が結構変わってきます。自分の使うデータ量とプランが合っているか、また、ワイファイ環境でないところで動画をみることを抑えればほとんど通信料は要らないはずです。

保険の見直し

生命保険や自動車保険など入っていると思いますが、見直すだけでかなり安くなったりします。特にライフネット生命や三井ダイレクトなどのネット型保険は比較的安いです。1回契約してしまうと長い期間放置してしまうものです。思い立ったときに行動してください。調べて見積もりを出して比較してみましょう。

有料会員サービス

アマゾンプライムやアプリ、ゲーム、ジムなど、有料会員サービスはたくさんあります。最近「サブスクリプション」という言葉がビジネスの中でトレンドワードで各企業月額や年額サービスの提供を活発化しています。動画配信サービスやスマホアプリなど、世の中の会員サービスは本当に増えました。

注意なのは飽きてしまって使ってもないのに、お金を払い続けてしまう事態です。一方、企業側は会員サービスなので、会員数を把握していれば、売上の計画や予算が立てやすいメリットもあるし、サービスを長年続けることができれば、使ってないのに「忘れてしまっている会員」がどんどん増えていくので、実は結構おいしいビジネスなんです。なので使う側は無駄な月額を支払わないよう気をつけましょう。

弁当男子になる

サラリーマンにとって平日の昼食を外食していると結構出費ですよね。普通に定食のようなご飯であれば1食700~1000円ぐらいはしてしまいます。平日のお昼が20日だとして700円×20日=14000円です。思い切って自作の弁当を作ってみてはいかがでしょうか。おすすめなのは夕飯を自炊するついでに次の日の弁当も同時に作る方法です。

食材を夕食と昼食の2食分使うことで、材料費が抑えられかなり節約になりますし、食料のロスも減ります。弁当に入れる用に少し多め作るだけです。自炊が面倒という方はスーパーの惣菜冷凍食品でもいいんです。米をよそって、夕飯で残ったおかずを入れるだけです。冷凍食品であれば、保存もきくし、自然解凍でできてしまうものがたくさん売っていますので、本当に楽です。前日の夜に詰めて弁当箱のまま冷蔵庫に入れておき、朝それをカバンに入れるだけの状態にしておけば朝弱い人にもできます。

スーツ代の維持費の節約

サラリーマンにとってスーツも意外にお金がかかります。自分が会社でかなり上の立場な場合や、かなり偉い人を相手にする仕事である人は気を遣うことも必要ですが、そうでなければ普通のスーツでなんら問題ありません。ほぼ毎日きるようなスーツは劣化も激しいため、ブランド名だけで値段が高くなっているようなスーツは避けたほうがよいと思います。また、クリーニング代はYシャツや上下スーツを毎回出していると維持費も馬鹿になりません。

Yシャツはポリエステル素材のものや、しわになりにくい加工をしたものを選べば、クリーニングに出さずに洗濯機の手洗いモードで十分です。また最近では洗えるスーツも登場しており、こういうもの活用すれば結構節約になります。時には見栄えのよいスーツも着たいという人は、TPOにあわせて安くて手軽なスーツを組み合わせて使えば、使用頻度が経るので高いスーツの劣化を遅らせて長く使うこともできます。

はまると抜け出せない嗜好品

一度はまるとそれに対して使うお金がもったいないとも思わなくなる恐怖の嗜好品。嗜好品が絶対だめとは言いません。しかし、それが無くても生きていけます。それどころかやめれば体にいい場合も多いです。お金を節約したいなら、これを抑えるだけでかなりの金額が節約できます。

タバコ

長年吸い続けていると何のためらいもなく毎日買ってしまうTB。急にやめることは難しいと思います。でも冷静に考えてみてください。「死ぬまで月々10000円以上払ってタバコを吸い続ける」か「タバコを辞めてほかの事に時間とお金を使う」かどちらがいいですか?
私は電子タバコを経由して徐々にやめました。これで、月10000円以上節約できたことになります。タバコをやめると10000円高い家賃のところに引っ越すことができますよ!

お酒、飲み会を減らす

次はタバコと同じくらい金銭感覚が麻痺してしまうお酒についてです。たしかにサラリーマンであれば付き合いもあるし、断りづらいことも多いと思います。でも冷静に考えてみてください。1食5000円の夕食はかなり高く感じるのに、飲み会の5000円は簡単に出していませんか?お酒を飲みながらお腹を満たす目的で言えば、380円の牛丼と缶ビール200円でも同じです。飲み会になると急に財布の紐がゆるくなるはなんででしょうね。

ギャンブルを減らす

ギャンブル好きの方も多いのではないでしょうか。そもそもギャンブルは一般に確率論で行けばやればやるほど負け続けます。競馬やカジノなどエンターテイメント性もあるので、娯楽のひとつとして否定はしません。ただ儲けようだとか、一攫千金を狙うような人はやめましょう。やめられなくても、少額で楽しむ努力をすると趣味の範囲で抑えられます。(カジノは無理ですが...)

まとめ

仕事が忙しくなかなか細かい節約を考えている暇がない人もいるかもしれません。しかし、節約は1回行動に移すとその後も効果が続くものも多くあるため、時間があるときに削減できるお金を探してみましょう。節約すれば努力した分、自分のつかえるお金が増えることになりますし、お小遣い制の人も、提案すればお小遣いアップの交渉の1つになるかもしれません。良い意味で毎月定額の給料である我々サラリーマンは少しでも賢く生活して節約していきましょう。