エナジードリンクといえば、徹夜で勉強、仕事で残業、何かにチャレンジする際に、グビっと飲んで気合を入れるカフェイン入りの飲み物として人気があります。
良く売られている代表的ものとして「REDBULL(レッドブル)」「MONSTER(モンスター)」「ZONE(ゾーン)」の3つが人気です。
カフェインレスですが、近年では、日本発の自然派リラクゼーションドリンク「CHILL OUT(チルアウト)」という商品が台頭してきました。
私自身もこれらをよく飲みますが、カロリーの高さや、カフェイン量などあまり気にせず飲んでいました。今回はこれら4つの商品を比較し、深堀していこうと思います。
Contents
4つの商品の概要
この記事では日本でよく売られている、代表の3つの商品「レッドブル」「モンスター」「ゾーン」や「チルアウト」を比較していきます。まずはそれぞれどんな商品なのか簡単に見ていきます。
RED BULL(レッドブル)
商品名:レッドブル エナジードリンク
発祥国:オーストリア
日本発売元:レッドブル・ジャパン株式会社
日本発日時期:2005年12月ごろ~
レッドブルは、1987年にオーストリアで誕生した、世界で一番飲まれているエナジードリンクです。
日本では2005年12月ごろ初めて登場し、2006年ごろからコンビニなどを中心に販売チャネルを広げました。CMでは「レッドブル、翼を授ける。」というキャッチコピーでおなじみの長年ファンに愛されて続けています。
それだけでなく、エクストリームスポーツやeスポーツ、モータースポーツにも大きく関わっており、イベントへのスポンサー活動を精力的に行なっています。
パッケージキャッチコピー引用:
RED BULL Energy Drink:パフォーマンスを発揮したい時のために開発されました。アルギニン、カフェイン、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6・B12入り微炭酸飲料。
Red Bullは、トップアスリート、多忙なプロフェッショナル、アクティブな学生、ロングドライブする方など、世界中で評価をいただいています。
MONSTER ENERGY(モンスターエナジー)
商品名:モンスターエナジー
発祥国:アメリカ
日本発売元:アサヒ飲料株式会社
日本発日時期:2012年5月ごろ~
「モンスターエナジー」は、2002年にアメリカで発売されたエナジードリンクで、その刺激的なデザインと独自のブランディング、クセになる味で若者を中心に支持されており、現在世界中で販売され、愛されているブランドです。
エナジードリンクだけでなく、スポーツ、音楽、eスポーツなどさまざまなイベントに協賛しており、ブランド認知を目的とした活動が活発に行われています。
アメリカでは原材料にタウリンが入っていますが、日本では薬機法により、清涼飲料水として扱えないため「L-アルギニン」に代替されています。
日本でのスポンサーシップでは、プロeスポーツチームの「ZETA DIVISION」、音楽では大人気ロックバンド「ONE OK ROCK」とスポンサーシップを結び話題になりました。
2022年6月現在、日本で通常販売されている代表的な味の種類は全10種類と、デザインもインパクトあるカラー展開されているのが特徴です。
パッケージキャッチコピー引用:
Monster Energyの世界を体感せよ!
アメリカで生まれ、世界中で一大ブームを巻き起こしているエナジードリンク、Monster! 誰もがハマる爽快感とパンチのあるテイストです。
日本のMonsterファンのために、独自のエナジーブレンドを実現、Monsterならではのゾクゾク感を体感してください!
ひと口飲めば、世界中のアスリートやミュージシャン、そして世界中のMonsterファンが熱狂するワケを実感できるはずです!
Unleash the Beast!
ZONe(ゾーン)
商品名:ゾーン(ZONe)
発祥国:日本
日本発売元:サントリーフーズ株式会社
日本発日時期:2020年5月ごろ~(Ver.1.0.0全国発売)
ゾーンとは、2020年5月12日に全国のスーパー、コンビニなどで販売を開始した、日本発のエナジードリンクです。発売以降味や成分の改良を繰り返し、進化し続けています。
「eスポーツやクリエイティブ作業などへの“没入感”をサポートする」というコンセプトで作られており、若者を中心に支持されています。
特徴としては、500mlの大容量で長時間の作業に最適で、エナジードリンクのクセが苦手な人でも、ジュースのようにグビグビ飲めてしまう美味しさにあります。
エナジードリンクとして歴史は浅いですが、日本発の商品ということで、味もおいしく安心して飲むことができます。
パッケージキャッチコピー引用:
ZONeの状態に導く
無敵のエナジードリンク
CHILL OUT(チルアウト)
商品名:CHILL OUT
発祥国:日本
日本発売元:合同会社Endian(エンディアン)
日本発日時期:2019年ごろ~
CHILL OUTは、日本発のリラクゼーションドリンクです。人工甘味料や保存料、カフェインなどを使っておらず、ヘルシーで自然派志向の方にオススメのドリンクです。
植物由来の原料と乳酸菌由来のGABAと、お茶にも含まれるテアニンをなどをリラクゼーション成分として配合しています。
エナジードリンクと違い、味はすっきりとしています。おもしろいことに、この味はAIの技術により導き出した味を採用したそうです。
パッケージキャッチコピー引用:
ストレス社会にチルでクリエイティブなライフスタイルを。
成分表と味の比較
「レッドブル」「モンスター」「ゾーン」「CHILL OUT」は、それぞれいろんなテイストを出していますが、ここでは代表的な味の商品を比較しています。
以下、商品の成分表示を比較してみると100ml当たりでは、一番カロリーが高いのは「ゾーン」で、カフェインが多いのは「モンスター」ということがわかります。
成分表示と味の感想
RED BULL(レッドブル)
成分表示(100ml当たり):
エネルギー46kcal、たんぱく質0g、脂質0g、炭水化物10.7g、食塩相当量0.20g、ナイアシン3mg、パントテン酸2.0mg、ビタミンB6 2.0mg、ビタミンB2 0.09mg、ビタミンB12 2.0㎍
アルギニン120mg、カフェイン32mg
レビュー:
3つのエナジードリンクの中で、一番すっきりと飲みやすい。繊細さすら感じる。甘すぎるのが苦手な人に特におすすめ。何度飲んでも飽きない完成された味は、今後も世界中で愛され続けるでしょう。仕事中のメリハリをつけるため仕事中などによく愛飲しています。
MONSTER ENERGY(モンスターエナジー)
成分表示(100ml当たり):
エネルギー50kcal、たんぱく質0g、脂質0g、炭水化物13g、食塩相当量0.2g、ビタミンB2 0.7mg、ナイアシン 8.5mg、ビタミンB6 0.8mg、ビタミンB12 0.20-6.0㎍
L-アルギニン125mg、D-リボース125mg、高麗人参82mg、L-カルニチン29mg、カフェイン40mg
レビュー:
オリジナルにして最高の味。エナジードリンクとして味がおいしいし、嫌な味もない。レッドブルと比較すると甘さがあり、炭酸飲料っぽく飲みやすい。グビグビ飲める満足感と、しっかりカフェインがガツンとくる感じがたまらない。成分に「高麗人参」が入っているからか、味に独特の「ヤバさ」を感じることができ、依存性のあるクセになる商品。
ZONe(ゾーン)
成分表示(100ml当たり):
エネルギー53kcal、たんぱく質0.2g、脂質0g、炭水化物13.1g、糖類12.2g、食塩相当量0.13g、ビタミンB2 1.0mg、ビタミンB6 1.0mg、ナイアシン10mg
アルギニン200mg、パラチノース1.0ℊ、ぶどう糖2.0-8.0ℊ、カフェイン30mg
レビュー:
3つの中で一番カロリーが高め、それでいて500mlと大容量。味はエナジードリンクっぽい味で、いやなクセもなく、とても飲みやすい味になっている。ジュースの代わりにゲームや勉強など長時間作業のお供に最適。3つの中ではまだ歴史は浅いが、改良を重ね、常に進化しており、商品名に「Ver.2.2.0」など表記されているのもおもしろく、今後も期待したい商品。
CHILL OUT(チルアウト)
成分表示(100ml当たり):
エネルギー40kcal、たんぱく質0.1g、脂質0g、炭水化物9.8g、食塩相当量0.008g
ギャバ20mg、L-テアニン70mg
レビュー:
微炭酸で飲みやすく、味はシトラスな感じのさわやかな味で、いやな甘さもなくすっきりとした味わいです。エナジードリンクの甘ったるい味が苦手な人にいいかもしれません。
また、カフェインも入っていないので、夜更かしして頑張りたいときに飲むというよりは、リラックスするときに一息入れるような飲み方が適しています。
まとめ
今までもエナジードリンクはよく飲んでいましたが、今回改めて比較すると、それぞれの良さと、おいしさがありました。また、CHILL OUTという新しい機能ドリンクも出てきています。
また、アーティストやアスリート、イベントなどのスポンサー業も活発に行われており、エナジードリンク、機能性ドリンクというだけでなく、一種の「ブランド」としてファンになる人も多いでしょう。
どれもドリンクとして味がおいしいですが、カフェインや糖分は摂りすぎ注意のため、くれぐれも適度に飲用するようにしてください。うまく機能性ドリンクを活用し、生活に刺激を与えていきましょう!