楽天証券は、楽天スーパーポイント(以下、楽天ポイント)で投資信託を購入できるサービスを2017年8月から開始しています。
この画期的なサービスは、それまで投資に興味のなかった若者や奥様方が、自分のお金を使わず、ポイントを使って気軽に投資を始めることができるという意味で注目されていました。このサービスは、投資信託の通常購入時に楽天のポイントが使えるサービスだったのですが、2018年9月30日より投資信託の積立注文でもポイントがつかえるようなりました!
これをきっかけに私自身も「楽天ポイント積み立て投資」を実際始めてみて、このブログでその運用成績日記を書いていこうと思います。
まずは、概要説明から。
Contents
楽天ポイント積み立て投資運用を始めるには
このサービスを利用するには、
- 楽天会員のアカウント
- 楽天証券の口座開設
の2つが必要になります。楽天証券は、投資家からも人気の大手ネット証券会社です。株式、債券だけでなく、投資信託の品揃えも豊富です。楽天会員も楽天証券の開設も作るだけなら一切お金はかかりません。ですので、ポイント投資をはじめてみたいだけの理由で口座開設しても問題ありません。
また、当たり前ですがポイントを使って積み立てるので、購入時には楽天スーパーポイントを持っている必要があります。それも通常ポイントのみです。期間限定ポイントや、他のポイントから楽天スーパーポイントに交換したものは対象外です。
投資信託のつみたて投資って?
投資信託の良さは少額から購入できる点と、運用はプロに任せるので、自分であれこれ考えなくても済む点です。そんな投資信託の購入に、楽天ポイントが使えるのです!つまり、自分のお金を使わずにポイントで投資家デビューができちゃいます!
投資信託の積立注文とは、始めに購入する投資信託商品と毎月の積み立て金額を設定しておけば、毎月、自動的に購入できるサービスのことです。その注文に一部または、すべてに楽天ポイントが使えるわけです。貯めたポイントから毎月設定した分を自動的に購入してくれるので、手間なく積み立てて運用していくことができます。これは本当に画期的なサービスだと思います!こんなサービスができるのはポイント事業と証券会社事業もやっている楽天株式会社ならではのサービスです。
ポイント利用設定では、
- 「すべて使う」
- 「毎月上限 ○○ポイント」
- 「毎日上限 ○○ポイント」
の3種類から利用方法を選ぶことができます。
投資信託商品選び
楽天証券は投資信託商品も豊富な品揃えがあります。ですが、商品が豊富であるがゆえに、何を買えばいいか悩むと思います。そういうときはランキングを見て、みんなに買われている人気の投資信託から、なるべく、信託報酬(手数料のようなもの)の安めのものを選びましょう!信託報酬が高いと、儲かっていても、なかなか資産が増えていきません。
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6位以下を表示して、下記のように条件を設定し、手数料を比較してみましょう。
信託報酬は、0.1%代であれば、安くておすすめです。私の場合、「日本株式」と「海外株式」の2種類を買いたいと思っています。
例えば、これは2018年8月の人気ランキングです。
楽天・全米株式インデックス・ファンド (海外株式)
上のランキング表で1位になっているものです。簡単に言うと、これを買うことにより、アメリカの代表的な株をまんべんなく買うことができる。というものです。クリックして見てみると組入銘柄上位を見ることができます。アップルやマイクロソフト、アマゾンなど、世界を席巻する企業が名を連ねていますね。
ニッセイ日経225インデックスファンド(日本株)
上のランキング表で9位になっているものです。こちらは簡単に言うと、日経平均に組み込まれている225銘柄の中からまんべんなく買うことができるものです。組入銘柄上位を見るとファーストリテイリングやソフトバンク、ファナック、KDDIなどを中心に構成されていることがわかります。
その他おすすめ信託商品
私は上記2つを購入することにしました。そのほか、おすすめの商品として2つ紹介したいと思います。
ひふみプラス(日本株式)
3位の「ひふみプラス」は日本株なのになぜ、スルーしたかというと、信託報酬が1.0584%と少し高めだからです。なぜ高いかというと、アクティブファンドといって、リスクを取ってより高いリターンを求める運用をする商品だからです。
近年、このひふみプラスのパフォーマンスが良く、評価されており、人気があります。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(世界株)
4位の「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」は全世界と書いてあるように、先進国、新興国など様々な国の株式に投資できる商品です。これ1つで全世界に分散投資ができるので、選ぶのがめんどくさいという人は、これ1本で運用してもいいと思います。
michimuraのマイルール
私はわかりやすいように毎月1,000ポイントずつ積み立てることにします。どうせならお金を使わず、ポイントだけで運用した結果をブログ上で紹介したいからです。
そのため、先ほど選んだ2つを500円ずつ、合計毎月1000円分積み立てます。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド (海外株式)
- ニッセイ日経225インデックスファンド(日本株)
それでは、実際に注文していきましょう。
楽天ポイントを使った、投信積み立て注文の仕方
買う商品のページに行き、つみたて注文をクリック
(つみたてNISAの枠を使う場合はその下のボタン)
積立指定日と積立金額を決め、ポイント利用を設定
積立指定日は注文できる最短の初回買付日となる2日とし、金額は500円に設定。
ポイント利用設定では毎月の上限1000ポイントにしたので、ポイントから購入できるようにします。
分配金コースと口座選択
分配金コースは、再投資型で良いと思います。分配金を再投資することで、長期運用にメリットが生まれます。口座は自分の作った口座を選びます。
その後、目論見書等を閲覧し、内容を確認すれば見事注文完了です。もう一つ買う分も同じような流れで注文します。
楽天スーパーポイントアッププログラム(SPU)の条件に「楽天証券で月1回500円以上のポイント投資で+1倍」が追加
2018年9月から、楽天ポイントサービスのスーパーポイントアッププログラム(SPU)の条件の中に、「楽天証券で月1回500円以上のポイント投資で+1倍」が追加されました!私は、上記のマイルールで毎月自動的に1000ポイント積み立てる予定なので、毎月条件は達成でき、楽天市場の買い物が常に+1倍にすることができます。私がポイント投資を始めようとした真の目的はこれです。笑
たかが、+1倍と思う方もいるかもしれませんが、楽天市場で3万円の買い物をした場合は、およそ+300円分のポイントがもらえるのです。(SPUでもらえるポイントは期間限定ですが・・・)長い目で見れば結構な金額になります。たかが毎月1,000円分の積み立て運用なので、投資信託の利益よりも、この条件を達成したSPU+1倍分のポイントのメリットのほうが大きくなりそうです。笑
スーパーポイントアッププログラム(SPU)についてはこちらの記事でも、詳しく書いてありますので、あわせて読んでみてください。
今後の予定
今回ご紹介したサービスは自己資金を使わず、投資家デビューできるだけでなく、日々の楽天市場の買い物にもポイント付与できるので、楽天ヘビーユーザーならやらない手はありません!!
今回の注文で、10月2日からついにポイント投資信託の運用が始まります。まずは1ヶ月後どのような感じになっているか、報告したいと思います。