こちらの記事は、アクシーインフィニティの「始め方から基礎知識」をまとめたものになります。お探しの情報を手っ取り早く知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
アクシーインフィニティメニュー
1. アクシーの基本
>>始め方~基本的な遊び方、アクシーの基礎知識など(当記事)
2. カードについて知りたい方
>>パーツ全カード一覧表(ページ移動)
>>呪いカード、ツールカード、召喚ユニット一覧表(ページ移動)
>>スターターアクシーのカード解説(ページ移動)
3. ルーンとチャームについて知りたい方
>>ルーンとチャーム一覧表(ページ移動)
4. ゲーム内通貨について知りたい方
>>AXS・SLP・RONの違いについて(ページ移動)
Contents
アクシーインフィニティ:オリジンの概要
アクシーインフィニティとは
『Axie Infinity』とは、ベトナムのSky Mavis(スカイメビウス)という企業が開発し、2018年にリリースされた、世界的に有名なNFTゲームです。
内容はかわいらしい見た目の「アクシー」と呼ばれる自分のモンスターを所有し、育成して敵を倒してステージを進めたり、プレイヤー同士でバトルして遊ぶことができるゲームです。
なぜここまで話題になったかというと、このゲームで遊ぶことでゲーム通貨を獲得できるからです。遊びながら稼ぐことができるという「Play-to-Earn(プレイトゥーアーン)」という言葉もトレンドとなり、世界的に注目を浴びました。
アクシーインフィニティ:オリジンズのリリース
2018年にリリースされたアクシーインフィニティは開発が続けられ、ゲーム性やシステム、セキュリティの向上など改善、進化を繰り返し、2022年にはそれまでのゲーム内容を一新させる大型アップデートを実施し「Axie Infinity Origins」を発表しました。
アルファ版(体験版)
2022年4月には、アルファ版がリリースされました。このアルファ版では、「スターターアクシー」と呼ばれる無料で使用できるアクシーが導入されたので、無課金ユーザーでも無料で遊ぶことができるようになりました。
ベータ版
このアルファ版が終了すると、そこで判明したエラーやバグ、ゲームバランス、プレイヤーの意見などがフィードバックされ、新たにベータ版として次の段階に移ります。ベータ版に移ると、ついに通貨を稼ぐことができるようになる予定です。
始め方と必要なもの
無料(無課金)で始める
アクシーインフィニティの公式サイトでアカウントを作成し、ゲーム(Mavis Hub)をインストールするとゲームを始めることができます。最初にもらえる「スターターアクシー」を使ってゲームを進めることになります。
■無課金で始めるには
- ゲームをインストールする
- ゲームを始める
オリジンズについてと、始め方としてわかりやすく作成された動画を参考に貼ります。
この「Axie King Aruchan(通称アルちゃん)」は、アクシーインフィニティの初期からYouTube配信を行っており、今では日本のアクシーの普及にかなり貢献されてる方です。
人の良さが感じられるし、丁寧な説明や情報共有をしてくれますので、アクシーを始める方はこの方のチャンネル登録推奨です。
NFTを買って始める
スターターアクシーを使えば未課金でも遊べますが、効率よくゲームを進めたり、他のプレイヤーと対戦し、ランクをどんどん上げていくためには、マーケットプレイスで強いアクシーを購入し、強化していくことが必要になってきます。
NFTを買ってゲームを始めるには、アカウント作成とゲームのインストールのほかに以下のことが必要です。
■課金して始めるには
- ゲームをインストールする
- 「Ronin Wallet(ローニンウォレット)」と呼ばれる専用のウォレットを作成する
- イーサリアムを取引所で購入する
- ローニンウォレットにイーサリアムを入金する
- 公式のマーケットプレイスでアクシーを購入する
- ゲームを始める
オリジンズの基本的な遊び方
ここでは、『アクシーインフィニティ:オリジンズ』がどういうゲームなのかざっくりわかってもらうために、現時点の基本的な遊び方を紹介します。
ゲームモード
ゲームモードは「アドベンチャーモード」と「アリーナモード」の2種類ありますが、基本的な対戦方法などは一緒です。
アドベンチャーモード(PvE)
「アドベンチャーモード」は、自分のアクシーでコンピューターの敵とバトルし、ステージを進めていく、いわゆるストーリーモードです。進めると経験値がもらえ、レベルを上げたり、報酬アイテムや「スターターアクシー」をもらえたりします。
アリーナモード(PvP)
「アリーナモード」は、プレイヤー対プレイヤー(PvP)で対戦するゲームプレイモードです。
アリーナモードは現在、「練習モード」「ランクモード」「トーナメントモード」の3つがあります。
練習モードでは、自分のデッキやカードを試したりできます。そこで自分の戦略や改善点を探り、その名の通り練習しながら自分のバトルスキルを鍛錬することができます。
ランクモードでは、ランクシステムというものがあり、プレイヤーと対戦し、勝つことによって「ビクトリースター」をもらえます。ランクには8つランクがあり、「ビクトリースター」を集めることでランクを上げていき、プレイヤー同士でランキングを競うモードになっています。
トーナメントモードは定期的に開催されるイベントで、プレイヤーのアリーナスキルを試すことのできるモードです。
バトルの基本
ここでは、そのアクシーのバトルがどのようなものなのかご紹介します。
デッキを作る
バトルはターン制のカードバトルゲームになっています。アクシーはその個体の持っているパーツ(目、耳、角、しっぽ、口、背中)によって6枚のカードが決まっています。自分が所有するアクシーの中から3体選びパーティを組むことによって、18枚のカードのデッキが完成します。
バトル方法
基本的に、ターン開始時はデッキの中から「3エナジーと5枚のカード」が配られます。
アリーナでは、最初だけ以下のような配布になり、より公平になるように配慮されています。
■アリーナのエナジーとカードの配布
- 先行1巡目…1つのエナジーと3枚のカード
- 後攻1巡目…2つのエナジーと4枚のカード
- 先行2巡目…2つのエナジーと3枚のカード
- 後攻2巡目…2つのエナジーと5枚のカード
- 先行3巡目…3つのエナジーと5枚のカード
- 後攻3巡目…3つのエナジーと5枚のカード
→その後、3つのエナジーと5枚のカードが続く
それぞれのカードには消費するエナジーコスト(0~2)が決まっており、ターン中に配られたエナジーの中で、どのカードを使うか選択できます。ターンの終わりには配られた手持ちのカードは捨て山に、エナジーはリセットされるので、なるべく使い切るのが望ましいです。
アクシーは、体力メーターがあり、攻撃して相手のアクシーの体力を減らしたり、自分のアクシーで防御や回復したりするなど、駆け引きを繰り返すことによって、相手のアクシーを先に全滅させることができたほうが勝ちとなります。
アクシーの基礎知識
ここでは、アクシーの基礎知識をご紹介します。
ボディクラス(属性)
アクシーには9種類のボディクラスがあります。
■9種類のボディクラス
Beast(ビースト)、Aquatic(アクア)、Plant(プラント)、Bug(バグ)、Bird(バード)、Reptile(レプタイル)、Mech(メック)、Dawn(ドーン)、Dusk(ダスク)
ボディパーツ
それぞれのタイプのアクシーには6つのボディパーツがあり、そのパーツによりそれぞれバトルで使用できるカードが決まってきます。
■6つのボディパーツ
Eyes(目)、Ears(耳)、Back(背中)、Mouth(口)、Horn(角)、Tail(しっぽ)
装備アイテム
それらのアクシーにはアクシーの能力をカスタマイズできるパワーアップアイテムがあります。
ルーン
ルーンはアクシーごとに1つのルーンを装備することができ、バトル中に自動的に効果を発揮するものになります。ボディタイプと同じタイプのルーンが装備可能です。
チャーム
チャームは、アクシーのボディパーツ(カード)ごとに1つ装備でき、最大6つのチャームを装備することができます。そのため、バトル時にそのボディパーツのカードを使用したときに効果が発揮されます。それぞれのボディパーツと同じタイプのチャームが装備可能です。
アクシー経済圏
アクシーインフィニティがすごいのは、ゲーム内容が面白いだけでなく、独自の経済圏システムが構築できているできている点です。
それがどういうことなのか、簡単に説明します。
3種類のゲーム通貨
アクシーインフィニティでは、「AXS」「SLP」「RON」という3つの仮想通貨がゲーム内の通貨として使用されています。ざっくり簡単に説明すると以下のようになります。
「AXS」・・・AXSはアクシーインフィニティを応援する通貨
「SLP」・・・ゲームプレイを通して獲得できる通貨
「RON」・・・Roninブロックチェーンで手数料のように使用するトークン
詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
「Ronin Wallet(ローニンウォレット)」
また、そのネットワーク上で使える「ローニンウォレット」という仮想通貨ウォレットもリリースしています。
ゲームで獲得した通貨は、このローニンウォレットに移すことができ、ウォレットを公式のマーケットプレイスと繋げれば、そこに入っている通貨でアクシーやアイテムなどを購入することができます。購入したアクシーなどのNFTもこのウォレットで管理され、ゲームと繋げることで、ゲーム内のデータに反映される仕組みになっています。
このウォレット経由で行われる取引を承認する際のGAS代(手数料のようなもの)は、ウォレットに入っている「RON」で支払うことができます。
独自の分散型取引所「KATANA(カタナ)」
それだけでなく、2021年11月には「KATANA」と呼ばれる独自の分散型取引所をリリースしています。
KATANAでは仮想通貨をスワップ(交換)、ファーミングなどを行うことができます。スワップは「AXS」「SLP」「RON」だけでなく、「WETH(イーサリアムと同じ価格)」や「USDC(ドルと同じ価格)」なども取り扱われています。
「分散型取引所」とは、DEX (Decentralized Exchanges)と呼ばれ、ブロックチェーン上でプログラムされた仕組みを使うことによって、仲介がいなくてもユーザー同士で直接やり取りを可能している取引所のことです。
「ファーミング」とは、「AXS」「SLP」「RON」などをプールすること(通貨を運営に預けることによって通貨の流動性を提供すること)で、その報酬として通貨の利息をもらうことができるサービスです。
このKATANAがあることによって、ゲームで獲得した「SLP」は、利用目的によって「AXS」や「RON」「WETH(イーサリアムと同じ価値)」にスワップ(交換)できます。また「SLP」を利確したいときは「USDC(ドルと同じ価値)」に交換しておくこともできます。
アクシーインフィニティの今後
ベータ版がリリースされれば、「アドベンチャーモード」や、プレイヤー同士でランクを競い合いながらSLPを稼ぐことができるようになるかもしれません。
どのくらい稼げるようになるかはわかりませんが、ゲームの内容は、前のバージョンよりも明らかに機能や要素が増えて、戦略も奥深くなり、進化しているので、さらなるプレイヤーの増加と盛り上がりを見せてくるかもしれません。
そのためにも、情報を集めながら、今のうちにアルファ版をプレイし、ゲームの内容を把握して準備しておくといいと思います。
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