THE SANDBOX

ザ・サンドボックス|LANDを所有している有名企業やブランド一覧【The Sandbox】

「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」とは、ボクセルで作られたメタバース上のゲームプラットフォームです。

ブロックチェーン技術のNFTやトークンを活用することで、普通のゲームでは想像がつかないほどの価値が生まれます。

The Sandboxの世界は、有限なLAND(ランド)とよばれる土地や空間の中で、だれでも自由度の高いコンテンツが作成できるのがポイントで、そこではさまざまなコンテンツやイベントが展開され、経済活動も行われることで仮想現実(メタバース)の世界が実現すると、期待されています。

こうした期待から有名企業やブランドがメタバースの土地といわれるLANDを所有したり購入したニュースが流れ、その注目度はますます上がっていきました。

この記事ではそんなThe Sandbox注目している企業やブランドなど紹介していきます。

Contents

LAND(ランド)の基本情報

出典:The sandbox公式ホームページ(https://www.sandbox.game/jp/)

まず、ランドの基本についてです。

The Sandbox(ザ・サンドボックス)の世界は166,464個の「LAND(ランド)」とよばれる有限な土地でできています。

複数のLANDが組み合わされた区画を「エステート(ESTATE)」とよびます。

その「ESTATE」が複数のプレーヤーによって所有されている場合、「DISTRICT」と呼びます。 DISTRICTの所有者は、特別なガバナンスルールを設定することが可能になる予定です。

LAND所有することにより、アセット(ASSET)」とよばれるアイテムや建物、オブジェなどなさまざまなコンテンツの設置や、ゲームシステムの構築など、自分で自由にカスタマイズしてオリジナルの空間を生み出すことが可能になります。

LANDを持つ世界的ブランド・有名企業

あの誰もが聞いたことのあるブランドや有名企業もLANDを買っており、話題になっています。

特にファッションブランドはNFTと相性がよく、ブランドとのコラボや、メタバース上のアバターが身につけるアセットなど、企画が展開しやすいと考えられます。

adidas Originals(アディダス・オリジナルス)

出典:The sandboxホームページランド(https://www.sandbox.game/jp/map)2022/11/02時点
ブランドadidas Originals
ロケーション-84,96
サイズ12×12(144区画)

2021年11月23日に、ツイッター上で、The Sandboxやadidas Originalsがコラボレーションを示唆するような投稿がされました。The Sandbox公式サイトでは「adidas Originals」のLANDが確認できます。

また、NFTプロジェクトにも参入しており、2021年12月17日には、NFTコミュニティの制作チームとの共同開発により、NFTコラボ作品「Into the Metaverse」をリリースし、大変話題となりました。NFTは即完売し、約25憶以上売り上げたとされています。

グッチ(GUCCI)

出典:The sandboxホームページランド(https://www.sandbox.game/jp/map)2022/11/02時点
ブランドGucci
ロケーション-0,42
サイズ6×6(36区画)

2022年2月10日には、イタリアのファッションブランド「グッチ(GUCCI)」が土地を購入したことを明らかにしました。

The Sandbox公式サイトでは、「グッチ(GUCCI)」オンラインコンセプトストアである「ヴォールト(Vault)」の土地が確認できます。

また、グッチはクリエイティブなフィギュアや、デジタルな作品を手掛ける「Superplastic」とコラボし、「SUPERGUCCI(スーパーグッチ)」というNFTアートをリリースしており、NFT事業も打ち出しています。

ワーナー・ミュージック・グループ(WMG)

出典:The sandboxホームページランド(https://www.sandbox.game/jp/map)2022/11/02時点
ブランドWarner Music Group
ロケーション-84,12
サイズ24×24(576区画)

世界的に有名な音楽会社ワーナーミュージック・グループは、The Sandboxで「Warner Music Group LAND」を展開することを発表しています。

ワーナーミュージック・グループは、ユニバーサルミュージック、ソニー・ミュージックエンタテインメントと共に、世界3大レーベルのひとつです。

ワーナー所属のアーティストによるライブコンサートやイベントが体験できると期待されています。

Ubisoft(ユービーアイソフト)

出典:The sandboxホームページランド(https://www.sandbox.game/jp/map)2022/11/02時点
ブランドUbisoft
ロケーション-60,84
サイズ24×24(576区画)

2022年2月9日、フランスのゲーム会社Ubisoft(ユービーアイソフト)は、The SandboxにLANDを展開することを発表しました。

過去にニンテンドーSwitchソフトで、マリオともコラボしたことのある人気キャラクター「ラビッツ」が登場します。

Smurfs(スマーフ)

出典:The sandboxホームページランド(https://www.sandbox.game/jp/map)2022/11/02時点
ブランドSMURFS
ロケーション-72,-96
サイズ12×12(144区画)

Smurfs(スマーフ))はベルギーで生まれた人気キャラクターで、マンガ、アニメ、映画、ゲームグッズなどのコンテンツが世界に展開されています。

公式ライセンサーとThe Sandboxが提携し、スマーフの世界をLAND上に展開しようとしています。

海外アーティスト、有名人

海外のアーティストなどもLANDを所有し、そこで自身のコンテンツや世界観を展開するため注目しています。

Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)

出典:The sandboxホームページランド(https://www.sandbox.game/jp/map)2022/11/02時点
ブランドSnoop Dogg
ロケーション0,-84
サイズ12×12(144区画)

世界的人気ラッパーのSnoop Dogg(スヌープ・ドッグ)氏は、NFTなどの情報発信や企画参入を積極的に行っており、The SandboxにもLANDを所有していることでも知られています。

世界的人気ラッパーのSnoop Dogg(スヌープ・ドッグ)もThe Sandboxの土地を所有しており、「Snoopverse」という名のエリアを開発中です。

また、自身の新曲「House I Built」のMVの映像では、The Sandboxを活用して撮影されており、海外で話題を集めました。

Steve Aoki(スティーヴ・アオキ)

出典:The sandboxホームページランド(https://www.sandbox.game/jp/map)2022/11/02時点
ブランドAoki’s Playhouse
ロケーション-6,-90
サイズ6×6(36区画)

世界的人気をもつDJのSteve Aoki(スティーブアオキ)氏がThe Sandboxに参入し、2021年12月16日にはLANDセールを行っています。場所はSnoop DoggのLandに近い場所に位置します。

The Walking Dead(ウォーキング・デッド):Skybound社

出典:The sandboxホームページランド(https://www.sandbox.game/jp/map)2022/11/02時点
ブランドThe Walking Dead
ロケーション-60,-36
サイズ24×24(576区画)

Skybound社はコミック、映画、デジタルコンテンツなど、さまざまな媒体に展開するマルチプラットフォームコンテンツ企業です。

この会社の作品で日本でも話題になった「The Walking Dead(ウォーキング・デッド)」という作品の世界観を表現するためThe Sandbox内にLANDを所有しています。

1作品でEstate(24×24サイズ)という大きな土地を確保しているため、メタバースの展開にかなり力を入れていることがわかります。

日本企業

エイベックス・テクノロジーズ株式会社

出典:The sandboxホームページランド(https://www.sandbox.game/jp/map)2022/11/02時点
ブランドavex technologies
ロケーション-6,-114
サイズ6×6(36区画)

エイベックス・テクノロジーズ株式会社は、2022年度中を目途に「The Sandbox」内にメタバースのテーマパーク「エイベックスランド(仮称)」をリリースすることを計画しています。

エイベックスグループの「The Sandbox」参入は、日本のエンタテインメント分野にも大きな衝撃を与えたと思います。

2022年3月3日(木)には、ピコ太郎浜崎あゆみ(ayupan)、AmPm大沢伸一(MONDO GROSSO)の4組のアーティストの関連NFTアイテムや、LANDをセットにした「プレミアムLAND」が限定販売されました。

コインチェック(Coincheck)

出典:The sandboxホームページランド(https://www.sandbox.game/jp/map)2022/11/02時点
ブランドCoincheck
ロケーション132,-204
サイズ24×24(576区画)

日本の暗号資産取引所「コインチェック」は、独自のNFTマーケット内でThe SandboxのLANDを取り扱っています。

そのコインチェック自身もLANDを所有しており、2035年の近未来都市をコンセプトとした「Oasis TOKYO」を制作するプロジェクトを開始しています。

そこでは、さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場として活用してもらうことを目指しています。

ANAP

出典:The sandboxホームページランド(https://www.sandbox.game/jp/map)2022/11/02時点
ブランドANAP Land
ロケーション88,-56
サイズ1×1(1区画)

(Location ID: Land 88,-56)」

2021年12月9日、若者の女性向けアパレルブランドで知られる、株式会社ANAP(アナップ)は、メタバース領域への参入と、メタバースファッションプラットフォーム「APPARELED Meta connect by ANAP(アパレリッド・メタ・コネクタ)by ANAP」を提供することを発表しました。

このプロジェクトの一部として、The Sandbox内で「ANAP Land」を開設し、ファッションアイテムの NFT 販売を予定しています。

全国に35店舗以上展開し、イオンや大型ショッピングモールに多く出店し、上場しているファッション企業がメタバース事業を始めるという宣言は業界にインパクトを残したことでしょう。

キャプテン翼

株式会社Mintoは、The Sandbox及び、株式会社TSUBASAと協業し、『キャプテン翼Land(仮)』プロデュースを行なうと発表しています。

『キャプテン翼』といえば、1981年に「週刊少年ジャンプ」で連載が開始され、アニメ化もされている日本で一番有名なサッカー漫画で、世界中に愛される作品です。その世界観をボクセルアートでどう表現されるのか楽しみです。

まとめ

以上がThe SandboxのLANDを所有する、世界のブランドや企業でした。日本では普通の生活をしていてもこのような情報は耳に入ってきません。

しかし、知らないところで大企業やブランドは動き出しています。

メタバースの世界は国や国境が関係なく平等なため、所有するLANDが思いがけず超有名人とお隣さんになる可能性だってあります。

The Sandboxがまだ本格的なリリース前にも関わらずこんなに資金を出してLANDを買っているかといえば、ゲームが有名になってからでは、まとまった土地を買いづらくなるからです。

まだ未発表のエリアなども用意されているとは思いますが、今後もっと有名ブランドやアーティストが登場し盛り上がっていくことを期待しています。